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京都駅 界隈


京都駅 界隈

京都の玄関口「JR京都駅ビル」(地図

設計は原広司氏、竣工は1997年。

古都のイメージにそぐわないポストモダンなデザインは、コンペが始まった時から古都の景観論争を巻き起こしました。

原広司氏の案は、高さを一番抑えた案でしたが、限らたボリュームの中に、駅の機能にホテルや百貨店等多くの機能を詰め込むような形になってしまいました。




「JR京都駅ビル」の「空中径路」と呼ばれる展望通路です。

地上10階の高さで、東側のホテルと西側の伊勢丹を結んでいます。

経路(通路)とは言っても、所々に展望スペースが設けられていて、京都駅から北側の風景を楽しむことができます。

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言わずと知れた「JR京都駅」前に建つ京都のランドマーク「京都タワー」(地図)。

設計は山田守氏、竣工は1964年。

円筒型モノコック構造が採用され、シンプルなデザインを実現しています。

これは町屋の瓦屋根を海に見立てた「灯台」のイメージだそうですが、個人的には「ローソク」と思われている方が多い印象です。

現在でも京都市内で最も高い建造物で、高さは131m(下部の商業ビルの高さが31m、タワーの高さが100m)です。




JR京都駅の東側、塩小路通に面する三角形の敷地に建つ「京都ルネサンス」(地図)。

設計は竹山実氏、竣工は1986年。

丁度ポストモダン建築が流行った時期で、京都にもあきれる建物がバブルと結びついて数多く建てられた中、個人的にはポストモダンの塩梅が派手すぎず丁度良いと感じる作品です。

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JR京都駅の北側駅前に建つ「ローム京都駅前ビル」(地図)。

設計は竹中工務店、竣工は2010年。

築33年のオフィスビルを全面的にリニューアルしたプロジェクトです。

半導体工場で培った省エネ技術・ノウハウを事務所ビルに取り入れ、年間で40%以上の大幅なエネルギー原単位低減を実現したそうです。




JR京都駅の北側駅前塩小路通に建つ「関西電力京都支店」(地図)。

設計は武田五一氏、竣工は1937年、武田氏が亡くなられる前年に竣工した作品です。

武田氏のイメージとは大きく違う縦横のグリッドを強調したシンプルな作品です。

が、外装タイル一つを見ても、昨今の建築家とは別の類のこだわりを感じます。

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JR京都駅前の塩小路通と油小路通との交差点に建つ「オムロン京都センタービル啓真館」(地図)。

設計は竹中工務店、竣工は2007年です。

中層階に膨らみを持たせたガラス張りのデザインは、京都らしく「ぼんぼり」をイメージしたものだそうです。




烏丸七条の交差点南西角に建つ「セコム損保京都ビル(旧京都野村生命ビル)」(地図)。

設計は安井武雄氏、竣工は1937年。

モダニズム建築を代表する安井氏の作品の中でも、さらに装飾的要素の少ない作品です。

ただ、竣工当時に使われていたタイルは黄緑色だったそうで、現在のシックな印象とはまた違った、どちらかというと京都らしくない前衛的なものだったそうです。

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烏丸七条交差点北西角の駐車場西側に建つ「京都中央信用金庫(旧不動貯金銀行七条支店)」(地図)。

設計は関根要太郎氏、竣工は1930年。

関根氏は、ユーゲント・シュティールを取り入れた建築家で、古典主義的な意匠も取り入れ、個性的な作品を数多く手がけました。

この作品は、おそらく関根氏の京都に現存する唯一の作品です。




七条通に面して建つ「富士ラビット(旧日光社七条営業所)」(地図)。

設計は愛仁建築設計事務所、竣工は1923年頃。

社名の日光をモチーフにデザインされたといわれる中央のアーチや、タイヤを描いたステンドグラスなど、遊び心に満ちた作品です。

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こちらも七条通に面して建つ「旧鴻池銀行七条支店」(地図)。

設計は宗建築事務所に在籍していた大倉三郎氏、竣工は1927年です。

縦に長い3連のアーチ窓が目を惹く、当時の銀行建築としては珍しく威圧感が控えめのお洒落な建物です。




こちらも七条通に面して建つ「きょうと和み館(旧村井銀行七条支店)」(地図)。

設計は吉武長一氏、竣工は1914年。

銀行建築としてはどちらかというと小さな建物ですが、建物正面の4本のドリス式オーダーの威圧感は相当なものです。

国内外、多くの新古典主義の建築を見てきましたが、この要塞のような存在感は独特のものがあります。

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西本願寺の御影堂門を出て東に1ブロック行った所に建つ「本願寺伝道院」(地図)。

設計は伊東忠太氏、竣工は1912年。

一見国籍不明の宗教施設のような佇まいですが、もともと保険会社の社屋として建てられたオフィス・ビルです。

古典様式の外観に、洋風と和風とインド風がミックスした美しい建物で、大げさかもしれませんが、敷地内は日本の風景から遊離して独特の世界が構築されているように感じます。




西本願寺の東側に建つ京都の老舗漬物屋さんの本社屋・店舗「京つけもの西利」(地図)。

設計は若林広幸氏、竣工は1990年。

北側(写真左手側)1スパンが竣工後に増築され、全体のデザインのバランスは少し崩れてしまいましたが、屋根の面積が増えた分、より京都らしいデザインに落ち着いたように感じます。

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龍谷大学大宮キャンパス「正門」(地図)。

設計者は不明、1879年で、重要文化財に指定されています。

全体的に洋風の作りですが、石柱の柱頭部分は和の雰囲気。

鉄扉はレプリカで、本物は同じキャンパス内の「東黌」で展示されています。




龍谷大学大宮キャンパスに建つ「龍谷大学本館」(地図)。

竣工は1879年、明治時代初期に、日本の大工や職人が、洋風の建築を見よう見まねで建てた「擬洋風建築」の代表作です。

一見、石の柱が並んでいて、石や煉瓦造のように見えますが、実際は木造の建物で石材は木材に貼られています。

また、所々に和風のディテールが垣間見れます。

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龍谷大学大宮キャンパスの正門を入って左側にある「龍谷大学旧守衛所」。

設計者は不明、竣工は本館と同じ1879年です。

平屋建ての小さな建物ですが、本館と同じく重要文化財に指定されています。

屋根は寄棟で日本瓦葺、側壁はレンガ造りで四隅には砂岩石材が使われています。


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